マーケティング・トルネードの「業績アップの突破口」 | 経営者会報 (社長ブログ)
価格競争から抜け出すために、5分でわかるマーケティングと営業のキモについて解説します。
販促ツールのコツ:紙はバラケルこともある。
紙はバラケルこともある。
なんのこっちゃと思われたらすみません。
マーケティング・トルネードの一條です。
今日は少し、具体的な販促ツールについて、お話ししてみたいと思います。
といっても、対象はすごく狭い。
だから、直接お役に立てて頂ける方は多くはないかも知れません。
でも、とても大切なことなので、お話しします。
直接は関係なくても、この話をヒントにして頂ける人は多いはずです。
■『開封率100%!』の販促ツール
企業さんを相手にご商売をされている会社さんがあります。
いわゆるBtoBといわれる業態です。
ビジネスフォンを売ったり、オフィス用品を売ったり。
税理士さんなんかも、自分のサービスを法人相手に売っている
という意味ではBtoBの仲間ですね。
こういうBtoBの業態で頼りになる販促ツールに、FAXDMがあります。
企業さんであれば大体FAX機は持たれていますし、
FAX番号も入手しやすい。
1件当たりの送信料も、安い。
例えば郵送の案内であれば一番安いハガキを送ったとしても
1通55円かかりますが、FAXなら1通20円ぐらい。
安い代理店さんを見つければ、1通につき6円で送れることもあります。
しかも、そもそも封筒に入っていませんから、開封率は100%。
開封率100%の郵送DMなんて、世の中にはありません。
FAXDMはものすごく心強いツールになる。
だからでしょう。
『FAXDMで問い合わせを増やす!』
『FAXDMで注文を増やす!』
といったノウハウも、よく出回っています。
■こんなにポピュラーなのに・・・・
このコラムを読んでくださっている方の中にも、FAXDMを
使ったことのある方もいらっしゃると思います。
もしもそうであれば、ご自身のFAXDMを今、取りだして、見て頂きたいのです。
見て頂きたいのは、ページの下側です。
何を見るかというと、ページ番号です。
1ページ、2ページという番号が入っているか。
もしも1枚もののFAXDMであれば、関係ありませんが、
2枚以上のものであれば、ページ番号は入っているでしょうか?
このページ番号が入っていれば、合格。
入っていない場合には、今すぐ、入れて下さい。
なぜなら、ページ番号を入れるだけで、問い合わせを受けるチャンスが
増えるかも知れないからです。
■なぜページ番号なのか?
FAXDMというのは、読んで字のごとく、FAXで届くDMです。
つまり、お客さんの手元には、FAX機からプリントされた紙の形で届きます。
(最近ではまずデータでFAXの内容を確認してからプリントアウトするか
どうかを選ぶこともありますが、主流はいきなりプリントアウトですから)
繰り返しますが、FAXDMは、プリントアウトされた紙が、
お客さんに届くツールなのです。
ここで出てくるのが、紙の特性です。
複数枚の紙が重なると、何が起きるでしょうか?
複数枚の紙は、バラケルことがあるのです。
風に飛ばされてバラケルこともあるでしょうし、何かにあたって
バラケルこともあるでしょう。
そうするとどうなるか?
もしもページ番号が振ってなければ、どの順番で読めばいいのか、
分からなくなってしまいます。
順番が分からなくなったものを自分でパズルのように組み立て直して、
再度読んでくれるお客さんは、そんなに多くはありません。
その結果、せっかくFAXを送ったのに、読んでもらえなくなってしまう。
開封率100%の媒体だとしても、読んでもらえなければ意味がありません。
これはとてももったいないことだと思うのです。
■このツールはどんな形で届くのか?
もちろん、送り手からすれば、送るときにはきちんと順番を整えているわけです。
だからこそ、相手にも順番通りに届いていると思いがちです。
しかし、実際には紙がバラケルこともある。
どんな販促ツールを使う時でも同じですが、相手のもとに届いた時には、
どんな形で届くのか?
例えば名刺ひとつとっても同じです。
名前も社名も目立たない名刺になっていないか?
サイズは、相手の名刺整理ボックスの中にちゃんと入れてもらえるサイズなのか?
チラシだったら、どういう形で折り曲げられて新聞の間に挟まれるのか?
などなど。
相手のもとに届いた時には、どんな形で届くのか?
販促ツールを作るときには、ぜひ、想像してみて頂くといいと思います。
なんのこっちゃと思われたらすみません。
マーケティング・トルネードの一條です。
今日は少し、具体的な販促ツールについて、お話ししてみたいと思います。
といっても、対象はすごく狭い。
だから、直接お役に立てて頂ける方は多くはないかも知れません。
でも、とても大切なことなので、お話しします。
直接は関係なくても、この話をヒントにして頂ける人は多いはずです。
■『開封率100%!』の販促ツール
企業さんを相手にご商売をされている会社さんがあります。
いわゆるBtoBといわれる業態です。
ビジネスフォンを売ったり、オフィス用品を売ったり。
税理士さんなんかも、自分のサービスを法人相手に売っている
という意味ではBtoBの仲間ですね。
こういうBtoBの業態で頼りになる販促ツールに、FAXDMがあります。
企業さんであれば大体FAX機は持たれていますし、
FAX番号も入手しやすい。
1件当たりの送信料も、安い。
例えば郵送の案内であれば一番安いハガキを送ったとしても
1通55円かかりますが、FAXなら1通20円ぐらい。
安い代理店さんを見つければ、1通につき6円で送れることもあります。
しかも、そもそも封筒に入っていませんから、開封率は100%。
開封率100%の郵送DMなんて、世の中にはありません。
FAXDMはものすごく心強いツールになる。
だからでしょう。
『FAXDMで問い合わせを増やす!』
『FAXDMで注文を増やす!』
といったノウハウも、よく出回っています。
■こんなにポピュラーなのに・・・・
このコラムを読んでくださっている方の中にも、FAXDMを
使ったことのある方もいらっしゃると思います。
もしもそうであれば、ご自身のFAXDMを今、取りだして、見て頂きたいのです。
見て頂きたいのは、ページの下側です。
何を見るかというと、ページ番号です。
1ページ、2ページという番号が入っているか。
もしも1枚もののFAXDMであれば、関係ありませんが、
2枚以上のものであれば、ページ番号は入っているでしょうか?
このページ番号が入っていれば、合格。
入っていない場合には、今すぐ、入れて下さい。
なぜなら、ページ番号を入れるだけで、問い合わせを受けるチャンスが
増えるかも知れないからです。
■なぜページ番号なのか?
FAXDMというのは、読んで字のごとく、FAXで届くDMです。
つまり、お客さんの手元には、FAX機からプリントされた紙の形で届きます。
(最近ではまずデータでFAXの内容を確認してからプリントアウトするか
どうかを選ぶこともありますが、主流はいきなりプリントアウトですから)
繰り返しますが、FAXDMは、プリントアウトされた紙が、
お客さんに届くツールなのです。
ここで出てくるのが、紙の特性です。
複数枚の紙が重なると、何が起きるでしょうか?
複数枚の紙は、バラケルことがあるのです。
風に飛ばされてバラケルこともあるでしょうし、何かにあたって
バラケルこともあるでしょう。
そうするとどうなるか?
もしもページ番号が振ってなければ、どの順番で読めばいいのか、
分からなくなってしまいます。
順番が分からなくなったものを自分でパズルのように組み立て直して、
再度読んでくれるお客さんは、そんなに多くはありません。
その結果、せっかくFAXを送ったのに、読んでもらえなくなってしまう。
開封率100%の媒体だとしても、読んでもらえなければ意味がありません。
これはとてももったいないことだと思うのです。
■このツールはどんな形で届くのか?
もちろん、送り手からすれば、送るときにはきちんと順番を整えているわけです。
だからこそ、相手にも順番通りに届いていると思いがちです。
しかし、実際には紙がバラケルこともある。
どんな販促ツールを使う時でも同じですが、相手のもとに届いた時には、
どんな形で届くのか?
例えば名刺ひとつとっても同じです。
名前も社名も目立たない名刺になっていないか?
サイズは、相手の名刺整理ボックスの中にちゃんと入れてもらえるサイズなのか?
チラシだったら、どういう形で折り曲げられて新聞の間に挟まれるのか?
などなど。
相手のもとに届いた時には、どんな形で届くのか?
販促ツールを作るときには、ぜひ、想像してみて頂くといいと思います。
マーケティング・トルネード
一條仁志
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