マーケティング・トルネードの「業績アップの突破口」 | 経営者会報 (社長ブログ)
価格競争から抜け出すために、5分でわかるマーケティングと営業のキモについて解説します。
「お客さんは誰か?」を理解するということ
こんにちは。マーケティング・トルネードの佐藤昌弘です。
私は、集客やセールスの分野における専門家として、
理論だけではなく、実務レベルでお手伝いをするのが仕事です。
最終的なアウトプットとしては、具体的にいえば、ホームページの
リニューアルや、チラシの添削、新聞広告や、道路看板などの
デザインや大きさにまでアドバイスをしていきます。
集客やセールス分野においては、抽象的な方向性だけを示しても、
結果につながらなければ時間も労力もお金ももったいないからです。
さて、そうした日々の仕事の中で、いつも繰り返し経験する
トピックについて、今日はお話しします。
それは、「業績を回復させたい人や、業績を伸ばしたい人にとって、
避けては通れないテーマ」についてです。
クライアント企業さんからの相談はいろいろあります。
次の新商品開発へのアドバイスをください。営業研修をしてください。
集客イベントのチラシにアドバイスください。それこそ千差万別です。
しかし、いつも質問することがあるんです。
それは、「どんな客なのか? 客は誰か?」という質問です。
なぜかといえば、「どんな客なのか? 客は誰か?」ということを
ちゃんと理解することが、とても重要だからにほかなりません。
ここで誤解が生じるわけです。
私が「客は誰か?」という質問の仕方をするからといって、
なるほどね、と思ってはいけないのです。
「なんだそれ? 自分で質問しておいて、そのまま質問に
答えようとするなだと? 何だ、それは?」
とお叱りを受けるのは仕方がありません。だけど本当のことなのです。
これは、私の文章力の無さが原因なのですが、職人さんを相手にすると、
よく生じることなのです。
例えば、お寿司が上手になりたいとします。
そして、その道の専門家へと訊ねたとします。
『お寿司のコツはね、 「どんな魚のネタか」
を、ちゃんと理解することなんだよねえ』
ひとことで整理して伝えなければならないとか、わかりやすくしないと、
とか、どうしてもこうした場合には、言葉足らずにならざるを得ないのです。
私の場合には、特にそうです。
ですから、専門家にそう言われても、
「はいはい、わかりました」とは、言っちゃいけないと思うのです。
それだけで終わらずに、
「どんな魚のネタかを理解するって、どういうことですか?」
と根ほり葉ほり、突き詰めていくと、ようやく詳しく教えて
もらえたりするからです。
そうでもしないと、大事なところをわからないまま、
つい、言葉通り受け取って、わかったつもりになっちゃうのです。
そこで、私も自問自答をしてみることにしました。
『「どんな客なのか? 客は誰か?」ということをちゃんと理解すること』
とは、なにか?
「どんな客か」「客は誰か?」とは、どういうことなのか?
具体的なケーススタディで説明しましょう。
たとえば、私の場合であれば、ビジネス教材を販売していたりもします。
「凡人が最強営業マンに変わるセールスセミナーDVD」という
セールス実演DVDを販売していたりします。
そこで質問をするわけです。
「営業ノウハウDVDの教材を買われる人は、どんな客なのか?」
という質問です。
もちろん、これにはいろんな答え方があると思います。
1.「3か月、営業成績がタコ(0件)を打ち、
4か月目に突入しようとして、
いよいよせっぱつまってきている営業マン」
2.「社長業として営業活動もしている人」
3.「営業で売上に悩んでいる営業マン」
どれも本当ではあります。間違いではありません。
しかし、マーケティング的に役立つ答え方として適切なのは、
1番なのです。
2番も3番も、答えは、正しいのかも知れないが、マーケティング的には
役立たない可能性が高いのです。
1番をご覧ください。
お客さんを語る言葉のなかに、消費の動機が語られていることが
おわかり頂けると思います。
「3か月連続で成績タコになり、せっぱつまった」のは、
確かに何らかの行動を起こすに十分な動機を感じさせませんか?
こういうのが、「顧客とは誰か?」と考えたときの、ちゃんとした
答えだと思うのです。
購入動機と一緒にお客さんをイメージするのは、極めて大事なことです。
ぜひ、ご参考にして頂ければ幸いです。
私は、集客やセールスの分野における専門家として、
理論だけではなく、実務レベルでお手伝いをするのが仕事です。
最終的なアウトプットとしては、具体的にいえば、ホームページの
リニューアルや、チラシの添削、新聞広告や、道路看板などの
デザインや大きさにまでアドバイスをしていきます。
集客やセールス分野においては、抽象的な方向性だけを示しても、
結果につながらなければ時間も労力もお金ももったいないからです。
さて、そうした日々の仕事の中で、いつも繰り返し経験する
トピックについて、今日はお話しします。
それは、「業績を回復させたい人や、業績を伸ばしたい人にとって、
避けては通れないテーマ」についてです。
クライアント企業さんからの相談はいろいろあります。
次の新商品開発へのアドバイスをください。営業研修をしてください。
集客イベントのチラシにアドバイスください。それこそ千差万別です。
しかし、いつも質問することがあるんです。
それは、「どんな客なのか? 客は誰か?」という質問です。
なぜかといえば、「どんな客なのか? 客は誰か?」ということを
ちゃんと理解することが、とても重要だからにほかなりません。
ここで誤解が生じるわけです。
私が「客は誰か?」という質問の仕方をするからといって、
なるほどね、と思ってはいけないのです。
「なんだそれ? 自分で質問しておいて、そのまま質問に
答えようとするなだと? 何だ、それは?」
とお叱りを受けるのは仕方がありません。だけど本当のことなのです。
これは、私の文章力の無さが原因なのですが、職人さんを相手にすると、
よく生じることなのです。
例えば、お寿司が上手になりたいとします。
そして、その道の専門家へと訊ねたとします。
『お寿司のコツはね、 「どんな魚のネタか」
を、ちゃんと理解することなんだよねえ』
ひとことで整理して伝えなければならないとか、わかりやすくしないと、
とか、どうしてもこうした場合には、言葉足らずにならざるを得ないのです。
私の場合には、特にそうです。
ですから、専門家にそう言われても、
「はいはい、わかりました」とは、言っちゃいけないと思うのです。
それだけで終わらずに、
「どんな魚のネタかを理解するって、どういうことですか?」
と根ほり葉ほり、突き詰めていくと、ようやく詳しく教えて
もらえたりするからです。
そうでもしないと、大事なところをわからないまま、
つい、言葉通り受け取って、わかったつもりになっちゃうのです。
そこで、私も自問自答をしてみることにしました。
『「どんな客なのか? 客は誰か?」ということをちゃんと理解すること』
とは、なにか?
「どんな客か」「客は誰か?」とは、どういうことなのか?
具体的なケーススタディで説明しましょう。
たとえば、私の場合であれば、ビジネス教材を販売していたりもします。
「凡人が最強営業マンに変わるセールスセミナーDVD」という
セールス実演DVDを販売していたりします。
そこで質問をするわけです。
「営業ノウハウDVDの教材を買われる人は、どんな客なのか?」
という質問です。
もちろん、これにはいろんな答え方があると思います。
1.「3か月、営業成績がタコ(0件)を打ち、
4か月目に突入しようとして、
いよいよせっぱつまってきている営業マン」
2.「社長業として営業活動もしている人」
3.「営業で売上に悩んでいる営業マン」
どれも本当ではあります。間違いではありません。
しかし、マーケティング的に役立つ答え方として適切なのは、
1番なのです。
2番も3番も、答えは、正しいのかも知れないが、マーケティング的には
役立たない可能性が高いのです。
1番をご覧ください。
お客さんを語る言葉のなかに、消費の動機が語られていることが
おわかり頂けると思います。
「3か月連続で成績タコになり、せっぱつまった」のは、
確かに何らかの行動を起こすに十分な動機を感じさせませんか?
こういうのが、「顧客とは誰か?」と考えたときの、ちゃんとした
答えだと思うのです。
購入動機と一緒にお客さんをイメージするのは、極めて大事なことです。
ぜひ、ご参考にして頂ければ幸いです。
株式会社マーケティング・トルネード
代表取締役
- 不況の歩き方 番外編2 [01/06]
- これも販促ツール [12/01]
- 家電芸人ショーに学ぶ、セールスの極意 [11/17]
- 不況の歩き方 番外編1 [11/10]
- 伝えなければ、伝わらない。 [11/06]
- 見込み客を集める秘密道具 [10/28]
- 就活とビジネスは似ている!? [10/21]
- 販促ツールのコツ:紙はバラケルこともある。 [10/16]
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- 忘れない能力 [09/29]
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