マーケティング・トルネードの「業績アップの突破口」 | 経営者会報 (社長ブログ)
価格競争から抜け出すために、5分でわかるマーケティングと営業のキモについて解説します。
わらしべマーケティングのススメ。
こんにちは。
マーケティング・トルネードの一條です。
いたるところで、色とりどりの花が、キレイに咲いています。
「咲き誇る」とは、うまいこと言ったものですね。
さて、最近の私は、今まで通り売上アップや集客アップのご相談に
お答えすることはもちろん、書籍の出版や、既刊本の販促に携わる
ことも増えてきています。
今日は、その視点から、「本を売る」という取り組みの中にある
ビジネスのヒントについて、お話ししてみようと思います。
これから本を書きたい方にも、すでに本を書いておられる方にも、
そして、本の出版に興味がない方にも、お役立て頂けると思います。
■「なるべく多く売れて欲しい!」
さっそくですが、ひとつ、想像してみて下さい。
もし仮に、あなたが本を書いたとして、
その本が出版される時、あなたは何を思うでしょうか?
おそらくほとんどの方が、「なるべく多く売れて欲しい」と思うはずです。
本を売るために、インターネットの本屋さん『アマゾン』で総合売上
ランキング1位を狙う紹介キャンペーンをする人がいるかも知れません。
そのために、お金を払って、アマゾンのトップページにも広告を出す人もいます。
しかし、です。
そうして多くの広告費をかけたり、紹介キャンペーンに力を入れたとしても、
あなたの本がアマゾンの総合売上ランキング1位になるとは限りません。
例えば、あなたの本の発売が、「ハリー・ポッター」の最新刊の発売と重なった
としたら、おそらく、売上総合ランキングの1位はハリー・ポッターになるでしょう。
その他にも、旬の話題の本が発売されれば、あなたの本が売上ランキングの
上位に入ることは難しくなる。
つまり、お金をかけたのに、成果が手に入らない状態です。
こんな時、どうすればいいのか?
私は「わらしべマーケティング」をお勧めしています。
■わらしべマーケティングのススメ。
「わらしべマーケティング? なんだそれ?」
と思われた方も多いと思います。
少し、説明させて下さいね。
「わらしべマーケティング」のわらしべとは、昔話の「わらしべ長者」が語源です。
(と言いつつ、これ、弊社内での造語です。すみません(笑))
わらしべ長者の主人公は、1本のワラを元手に、それをアブに換え、
ミカンに換え、(中略)そして最後には、大きなお屋敷に換えました。
「わらしべマーケティング」とは、最初に小さな元手を手に入れて、
それを大きく育てる取り組みをしましょうということなのです。
先ほどお話しした本の販促であれば、アマゾンで総合売上ランキング1位を取る
ためには、多くの時間と労力、費用がかかる。
では、時間、労力、費用が最少で、本の販促に役立つことはないのか。
例えば、地元の書店に挨拶に行くことを思いついた人もいるかも知れません。
「この本、私が書いたんですけど、私、この近所なんです。ご近所のよしみで
このお店で目立つ場所に置いて頂けませんか?」と挨拶に行くのです。
そもそも、本の著者さんが地元のローカル書店に挨拶に訪れることはほとんど
ありません。
書店さんからすると、著者さんがわざわざ挨拶に来てくれたというのは、
とてもうれしいことなのです。
その結果、その書店で大きく取り扱ってもらうことができれば、その書店での
週間売上ランキングに入るかも知れません。
そうであればその結果を、地元にある大手書店のチェーン店に持っていく。
その結果をまたその書店チェーンの首都圏の店舗に持っていって・・・。
このような取り組みを続けることで、アマゾンで総合売上ランキング1位を取る
のと同じか、それ以上の数の本が売れることになるかも知れません。
もちろん、広告費を使って、アマゾンの総合ランキング1位を狙う取り組みを
するのもいいでしょう。
その場合には、総合1位が取れなかったとしても、最低でも部門ランキングには
入るように考えておくのです。
実際、アマゾンの総合売上ランキングは、小説からビジネス書、文芸書、新書まで、
ありとあらゆる本が対象になるので、この中で1位をとるのは至難のわざですが、
細かくカテゴリ分けされた「部門」でランキングに入るのは、そんなに難しいこと
ではありません。
あとは、この成果を持って、また次のワラを手に入れに行く。
こうして、どんどん「ワラ」=「販促に使える材料」を増やしていくのです。
■彼が長者になったワケ
さて、ここまでのお話。
お気づきの方もいらっしゃったかも知れませんが、他のビジネスでも同じです。
「本を売りたい」
「商品を売りたい」
「サービスを売りたい」
そんな時に頼りになるのは、いつだって最初のワラだからです。
私は、あのわらしべ長者が、長者になったのは、最初の一本のワラを
粗末にしなかったからだと思っています。
あなたのビジネスにとっての最初のワラは、すでにあなたの手の中に
あるのかも知れません。
是非、活用してみて下さいね。
マーケティング・トルネードの一條です。
いたるところで、色とりどりの花が、キレイに咲いています。
「咲き誇る」とは、うまいこと言ったものですね。
さて、最近の私は、今まで通り売上アップや集客アップのご相談に
お答えすることはもちろん、書籍の出版や、既刊本の販促に携わる
ことも増えてきています。
今日は、その視点から、「本を売る」という取り組みの中にある
ビジネスのヒントについて、お話ししてみようと思います。
これから本を書きたい方にも、すでに本を書いておられる方にも、
そして、本の出版に興味がない方にも、お役立て頂けると思います。
■「なるべく多く売れて欲しい!」
さっそくですが、ひとつ、想像してみて下さい。
もし仮に、あなたが本を書いたとして、
その本が出版される時、あなたは何を思うでしょうか?
おそらくほとんどの方が、「なるべく多く売れて欲しい」と思うはずです。
本を売るために、インターネットの本屋さん『アマゾン』で総合売上
ランキング1位を狙う紹介キャンペーンをする人がいるかも知れません。
そのために、お金を払って、アマゾンのトップページにも広告を出す人もいます。
しかし、です。
そうして多くの広告費をかけたり、紹介キャンペーンに力を入れたとしても、
あなたの本がアマゾンの総合売上ランキング1位になるとは限りません。
例えば、あなたの本の発売が、「ハリー・ポッター」の最新刊の発売と重なった
としたら、おそらく、売上総合ランキングの1位はハリー・ポッターになるでしょう。
その他にも、旬の話題の本が発売されれば、あなたの本が売上ランキングの
上位に入ることは難しくなる。
つまり、お金をかけたのに、成果が手に入らない状態です。
こんな時、どうすればいいのか?
私は「わらしべマーケティング」をお勧めしています。
■わらしべマーケティングのススメ。
「わらしべマーケティング? なんだそれ?」
と思われた方も多いと思います。
少し、説明させて下さいね。
「わらしべマーケティング」のわらしべとは、昔話の「わらしべ長者」が語源です。
(と言いつつ、これ、弊社内での造語です。すみません(笑))
わらしべ長者の主人公は、1本のワラを元手に、それをアブに換え、
ミカンに換え、(中略)そして最後には、大きなお屋敷に換えました。
「わらしべマーケティング」とは、最初に小さな元手を手に入れて、
それを大きく育てる取り組みをしましょうということなのです。
先ほどお話しした本の販促であれば、アマゾンで総合売上ランキング1位を取る
ためには、多くの時間と労力、費用がかかる。
では、時間、労力、費用が最少で、本の販促に役立つことはないのか。
例えば、地元の書店に挨拶に行くことを思いついた人もいるかも知れません。
「この本、私が書いたんですけど、私、この近所なんです。ご近所のよしみで
このお店で目立つ場所に置いて頂けませんか?」と挨拶に行くのです。
そもそも、本の著者さんが地元のローカル書店に挨拶に訪れることはほとんど
ありません。
書店さんからすると、著者さんがわざわざ挨拶に来てくれたというのは、
とてもうれしいことなのです。
その結果、その書店で大きく取り扱ってもらうことができれば、その書店での
週間売上ランキングに入るかも知れません。
そうであればその結果を、地元にある大手書店のチェーン店に持っていく。
その結果をまたその書店チェーンの首都圏の店舗に持っていって・・・。
このような取り組みを続けることで、アマゾンで総合売上ランキング1位を取る
のと同じか、それ以上の数の本が売れることになるかも知れません。
もちろん、広告費を使って、アマゾンの総合ランキング1位を狙う取り組みを
するのもいいでしょう。
その場合には、総合1位が取れなかったとしても、最低でも部門ランキングには
入るように考えておくのです。
実際、アマゾンの総合売上ランキングは、小説からビジネス書、文芸書、新書まで、
ありとあらゆる本が対象になるので、この中で1位をとるのは至難のわざですが、
細かくカテゴリ分けされた「部門」でランキングに入るのは、そんなに難しいこと
ではありません。
あとは、この成果を持って、また次のワラを手に入れに行く。
こうして、どんどん「ワラ」=「販促に使える材料」を増やしていくのです。
■彼が長者になったワケ
さて、ここまでのお話。
お気づきの方もいらっしゃったかも知れませんが、他のビジネスでも同じです。
「本を売りたい」
「商品を売りたい」
「サービスを売りたい」
そんな時に頼りになるのは、いつだって最初のワラだからです。
私は、あのわらしべ長者が、長者になったのは、最初の一本のワラを
粗末にしなかったからだと思っています。
あなたのビジネスにとっての最初のワラは、すでにあなたの手の中に
あるのかも知れません。
是非、活用してみて下さいね。
マーケティング・トルネード
一條仁志
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